信頼性保証体制について Quality and Reliability Assurance

COMPLIANCE コンプライアンス

総括製造販売責任者
薬制管理部長 紺世 智徳

最初に、令和6年の能登半島地震で被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。
被災者および関係者の方々が一日も早く心身共に復興されることを強く願っております。

当社は、太陽ホールディングスの医薬品事業会社として2017年に医療用医薬品の製造販売業を開始致しました。無事に最初の業許可更新も終え、製造販売業として新たなステージを迎えたところであります。創設以降、抗てんかん薬でありますリボトリール®錠、パーキンソン病治療薬のマドパー®配合錠、セフェム系抗生物質のロセフィン®など、様々な薬効領域の安定確保医薬品をご提供してまいりました。そして本年にはヤンセンファーマ(株)様からアルツハイマー型認知症治療薬であるレミニール®を承継いただき、更なる製品のラインアップの拡充を図っております。

昨今は、パンデミックや想定外の社会情勢の変化により、医薬品の安定供給に支障を及ぼす状況となっております。そのような状況の中においても私どもはこれまで通りに薬機法等の法令順守を心掛け、患者様及び医療関係者様に寄り添いながら、高品質で安全な医薬品を確実に皆様にお届けすることを最優先としてまいります。そして、当社のスローガンでもあります「あるべき薬にまじめな会社」として、太陽ホールディングスの目指す「楽しい社会の実現」に寄与したいと考えております。

QUALITY 品質保証

品質保証責任者
品質保証グループ長 峯村 佑介

医療現場と製造現場を品質という信頼で結びつける、製薬企業の品質保証にはそうした役割があると考えています。

当社の医薬品は長期収載品であり、その薬については常に先駆者である、とも言えます。当社グループが培ってきた、ものづくりに対する理念をしっかり受け継ぎ、使用する方々の気持ちに寄り添った、分かりやすく使いやすい薬を追及してまいります。

また、製造現場においては、高度な製造・品質管理体制を維持するために、活発なコミュニケーションや技術開発を行い、高品質な薬を安定的に供給するという製薬企業としての責務を黙々と遂行し、安心・信頼という目に見えない財産をこれからもひとつひとつ積み上げていきます。

患者さまの健康に資する、常にこの目的を忘れずに品質保証に取り組んでいく所存です。

SAFETY 安全管理

安全管理責任者
医薬情報部長 蓮見 輝雄

当社が取り扱う長期収載品はこれまでの長期間にわたる使用実績から、安全性や有効性に関する情報を豊富に有しています。当社のお客様相談室では医薬品についての多岐に渡るお問い合わせにお答えできるよう努めています。また、当社製品と同じ効能効果を持つ、ジェネリック医薬品を使用されているお客様からお問い合わせ頂く機会も少なくありません。そのようなお問い合わせにも誠実にお答えさせて頂くことが、「先発医薬品を扱うメーカー」としての責務であると考え、医薬品の信頼性を高めるべく日々の業務に取り組んでいます。

当社は医薬品の安全性情報を適切に収集し、蓄積した情報をより積極的に発信することで、「患者様に優しい企業であり続ける」ため努力して参ります。