

各種関連資料
注意事項
「くすりのしおり」は、くすりの適正使用協議会提案のフォーマットに基づき、患者さまへの服薬指導時に参考としていただくために作成しておりますが、添付文書に記載されている全ての情報を網羅している訳ではありません。つきましては、最新の添付文書などをご確認いただき、患者さま個々の病態に合わせて加筆・修正の上、ご使用下さいますようお願い申し上げます。
電子添文1) の「9. 特定の背景を有する患者に関する注意」の記載(抜粋)は以下のとおりです。
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 血液障害又はその既往歴のある患者
治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しない。血液障害を悪化させることがある。[11.1.1参照]
電子添文1) の[11.1.1]の記載は以下のとおりです。
11. 副作用
11.1 重大な副作用
11.1.1 再生不良性貧血、溶血性貧血、巨赤芽球性貧血、メトヘモグロビン血症、汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少症(以上頻度不明)[1.、8.4、9.1.1、9.1.3、10.2参照]
その他以下の記載など、電子添文1) をご確認くださいますようお願いいたします。
1. 警告 血液障害、ショック等の重篤な副作用が起こることがあるので、他剤が無効又は使用できない場合にのみ投与を考慮すること。[11.1.1、11.1.3参照] |
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.4 グルコース-6-リン酸脱水素酵素(G-6-PD)欠乏患者[溶血を起こすおそれがある。] |
8. 重要な基本的注意
8.2 血液障害、ショック等を予測するため十分な問診を行うこと。
8.3 投与開始に先立ち、主な副作用について患者に説明し、血液障害(貧血、出血傾向等)、発疹等の皮膚の異常が認められた場合には、速やかに主治医に連絡するよう指示すること。
8.4 本剤投与中は、副作用の早期発見のため必要に応じ臨床検査(血液検査、肝機能検査、腎機能検査、血中電解質等)を行うこと。[11.1.1-11.1.14参照]
参考資料
1) バクトラミン配合錠・配合顆粒 電子添文 2024年7月改訂(第3版)
製品のご使用にあたっては、最新の電子添文をご確認くださいますようお願いいたします。
電子添文1) の「9. 特定の背景を有する患者に関する注意」の記載(抜粋)は以下のとおりです。
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.2 本人又は両親、兄弟が気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者又は他の薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者
治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しない。
その他以下の記載など、電子添文1) をご確認くださいますようお願いいたします。
1. 警告 血液障害、ショック等の重篤な副作用が起こることがあるので、他剤が無効又は使用できない場合にのみ投与を考慮すること。[11.1.1、11.1.3参照] |
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 本剤の成分又はサルファ剤に対し過敏症の既往歴のある患者 |
8. 重要な基本的注意
8.2 血液障害、ショック等を予測するため十分な問診を行うこと。
8.3 投与開始に先立ち、主な副作用について患者に説明し、血液障害(貧血、出血傾向等)、発疹等の皮膚の異常が認められた場合には、速やかに主治医に連絡するよう指示すること。
11. 副作用
11.1 重大な副作用
11.1.3 ショック、アナフィラキシー(以上頻度不明)
初期症状:不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗、浮腫等[1.、8.4参照]
11.1.4 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑(以上頻度不明)
[8.4参照]
11.1.5 薬剤性過敏症症候群(頻度不明)
初期症状として発疹、発熱がみられ、更に肝機能障害、リンパ節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状があらわれることがある。なお、ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)等のウイルスの再活性化を伴うことが多く、投与中止後も発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意すること。[8.4参照]
参考資料
1) バクトラミン配合錠・配合顆粒 電子添文 2024年7月改訂(第3版)
製品のご使用にあたっては、最新の電子添文をご確認くださいますようお願いいたします。
電子添文1) の「9. 特定の背景を有する患者に関する注意」の記載(抜粋)は以下のとおりです。
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.3 葉酸欠乏又は代謝異常のある患者(既往に胃の摘出術を受けている患者、他の葉酸代謝拮抗剤を投与されている患者、分娩後、先天性葉酸代謝異常症等)
葉酸欠乏を悪化させ、巨赤芽球性貧血を起こすことがある。[11.1.1参照]
電子添文1) の[11.1.1]の記載は以下のとおりです。
11. 副作用
11.1 重大な副作用
11.1.1 再生不良性貧血、溶血性貧血、巨赤芽球性貧血、メトヘモグロビン血症、汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少症(以上頻度不明)
[1.、8.4、9.1.1、9.1.3、10.2参照]
その他以下の記載など、電子添文1) をご確認くださいますようお願いいたします。
1. 警告 血液障害、ショック等の重篤な副作用が起こることがあるので、他剤が無効又は使用できない場合にのみ投与を考慮すること。[11.1.1、11.1.3参照] |
8. 重要な基本的注意
8.2 血液障害、ショック等を予測するため十分な問診を行うこと。
8.3 投与開始に先立ち、主な副作用について患者に説明し、血液障害(貧血、出血傾向等)、発疹等の皮膚の異常が認められた場合には、速やかに主治医に連絡するよう指示すること。
8.4 本剤投与中は、副作用の早期発見のため必要に応じ臨床検査(血液検査、肝機能検査、腎機能検査、血中電解質等)を行うこと。[11.1.1-11.1.14参照]
10. 相互作用
10.2 併用注意(併用に注意すること)

12. 臨床検査結果に及ぼす影響
12.1 メトトレキサートと併用した場合、ジヒドロ葉酸還元酵素を用いたメトトレキサート濃度の測定で見かけ上の高値を呈することがあるので注意すること。
18. 薬効薬理
18.1 作用機序
本剤の配合2成分は細菌の葉酸代謝経路の連続した2ヵ所をそれぞれ阻害する。すなわち、スルファメトキサゾールはパラアミノ安息香酸と競合してジヒドロ葉酸の合成を阻害し、トリメトプリムはジヒドロ葉酸からテトラヒドロ葉酸への還元過程を阻害する。
参考資料
1) バクトラミン配合錠・配合顆粒 電子添文 2024年7月改訂(第3版)
製品のご使用にあたっては、最新の電子添文をご確認くださいますようお願いいたします。
電子添文1) の「9. 特定の背景を有する患者に関する注意」の記載(抜粋)は以下のとおりです。
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.4 急性ポルフィリン症の患者
急性発作が起こるおそれがある。
「使用上の注意改訂のお知らせ」2) の記載は以下のとおりです。
改訂理由
1.自主改訂
海外のトリメトプリム・スルファメトキサゾール製剤にて「急性ポルフィリン症の患者」に対する投与を注意喚起していること、海外文献にてトリメトプリム・スルファメトキサゾール製剤による影響が否定できない発作誘発症例が報告されていることから、バクトラミン製剤の添付文書に「急性ポルフィリン症の患者」に関する注意喚起を追記しました。
参考資料
1) バクトラミン配合錠・配合顆粒 電子添文 2024年7月改訂(第3版)
2) お知らせ:2024.07.17 バクトラミン配合錠・同配合顆粒、バクトラミン注の添付文書を自主改訂しました。
製品のご使用にあたっては、最新の電子添文をご確認くださいますようお願いいたします。
電子添文1) の「9. 特定の背景を有する患者に関する注意」の記載(抜粋)は以下のとおりです。
9.2 腎機能障害患者
減量等を考慮すること。血中濃度が持続する。[7.1、16.6.1参照]
電子添文1) の[7.1、16.6.1]の記載は以下のとおりです。
7. 用法及び用量に関連する注意
〈効能共通〉
7.1 腎障害のある患者には、下表を目安に投与量を調節し、慎重に投与すること。[9.2参照]
Ccrを指標とした用量調節の目安

16. 薬物動態
16.6 特定の背景を有する患者
16.6.1 腎障害患者
(1)クレアチニン・クリアランスが4mL/分以下の尿毒症患者4例にバクトラミン配合錠2錠(トリメトプリム:160mg、スルファメトキサゾール:800mg)を経口投与したときトリメトプリムとスルファメトキサゾールの平均血清中半減期は非透析時には各々22.8時間、28.4時間であり、透析時には各々9.4時間、11.1時間であった。(外国人データ)[9.2参照]
(2)血液透析患者16例にバクトラミン注2アンプル(トリメトプリム:160mg、スルファメトキサゾール:800mg)を45分間かけて点滴静注したところ、いずれの成分も血液透析により排泄が促進された(半減期トリメトプリム:6.0時間、スルファメトキサゾール:3.1時間)。また、血液透析中に、トリメトプリムは投与量の44%、スルファメトキサゾールは投与量の57%が排泄された。(外国人データ)[9.2参照]
(3)腹膜透析患者10例にバクトラミン注4アンプル(トリメトプリム:320mg、スルファメトキサゾール:1,600mg)を30分間かけて点滴静注したところ、トリメトプリムの半減期の延長が認められた(半減期トリメトプリム:28.6時間、スルファメトキサゾール:13.0時間)。また、腹膜透析中に、トリメトプリムは投与量の3%未満、スルファメトキサゾールは投与量の6%未満が排泄されたに過ぎなかった。(外国人データ)[9.2、13.2参照]
その他以下の記載など、電子添文1) をご確認くださいますようお願いいたします。
12. 臨床検査結果に及ぼす影響
12.2 クレアチニン値の測定(ヤッフェ反応等)では、見かけ上の高値を呈することがあるので注意すること。
16. 薬物動態
16.5 排泄
健康成人男子6例にバクトラミン配合錠2錠(トリメトプリム:160mg、スルファメトキサゾール:800mg)を経口投与したときの尿中濃度は内服後3~6時間でトリメトプリム約150μg/mL、スルファメトキサゾール約300μg/mL、9~12時間では、それぞれ約100μg/mL、約200μg/mLであった。
また、内服後48時間の尿中排泄率はトリメトプリム約80%、スルファメトキサゾール約85%であった。
また、インタビューフォーム2) の「Ⅶ.薬物動態に関する項目」には以下の記載があります。
6.排泄
(1)排泄部位及び経路
腎臓(糸球体濾過+尿細管分泌)
参考資料
1) バクトラミン配合錠・配合顆粒 電子添文 2024年7月改訂(第3版)
2) バクトラミン配合錠・配合顆粒 インタビューフォーム 2018年10月改訂(第18版)
製品のご使用にあたっては、最新の電子添文をご確認くださいますようお願いいたします。
電子添文1) の「9. 特定の背景を有する患者に関する注意」の記載(抜粋)は以下のとおりです。
9.3 肝機能障害患者
肝障害を悪化させることがある。[11.1.8参照]
電子添文1) の[11.1.8]の記載は以下のとおりです。
11. 副作用
11.1 重大な副作用
11.1.8 重度の肝障害(頻度不明)
[8.4、9.3参照]
その他以下の記載など、電子添文1) をご確認くださいますようお願いいたします。
8. 重要な基本的注意
8.4 本剤投与中は、副作用の早期発見のため必要に応じ臨床検査(血液検査、肝機能検査、腎機能検査、血中電解質等)を行うこと。[11.1.1-11.1.14参照]
また、インタビューフォーム2) の「Ⅶ.薬物動態に関する項目」には以下の記載があります。
5.代謝
(1)代謝部位及び代謝経路
主に肝臓
(2)代謝に関与する酵素(CYP450 等)の分子種
該当資料なし
(3)初回通過効果の有無及びその割合
該当資料なし
参考資料
1) バクトラミン配合錠・配合顆粒 電子添文 2024年7月改訂(第3版)
2) バクトラミン配合錠・配合顆粒 インタビューフォーム 2018年10月改訂(第18版)
製品のご使用にあたっては、最新の電子添文をご確認くださいますようお願いいたします。
電子添文1) の「9. 特定の背景を有する患者に関する注意」の記載(抜粋)は以下のとおりです。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。妊娠中に本剤を単独又は併用投与された患者の児において、先天異常があらわれたとの報告がある。また、動物試験で催奇形作用が報告されている。(ラットに1200mg/kg/日以上を経口投与した群で骨格異常、内臓異常、外形異常が、マウスに3000mg/kg/日を経口投与した群で口蓋裂が認められている。)[2.2参照]
電子添文1) の[2.2]の記載は以下のとおりです。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.2 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5参照] |
また、インタビューフォーム2) の「Ⅶ.薬物動態に関する項目」には以下の記載があります。
Ⅶ.薬物動態に関する項目
4.分布
(2)血液-胎盤関門通過性
該当資料なし
<参考:マウス>
妊娠13日目のマウスにTMP25mg/kg+SMX125mg/kgを経口投与したときの投与後2時間の親マウス血清濃度

参考資料
1) バクトラミン配合錠・配合顆粒 電子添文 2024年7月改訂(第3版)
2) バクトラミン配合錠・配合顆粒 インタビューフォーム 2018年10月改訂(第18版)
製品のご使用にあたっては、最新の電子添文をご確認くださいますようお願いいたします。
電子添文1) の「9. 特定の背景を有する患者に関する注意」の記載(抜粋)は以下のとおりです。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。母乳を通じて薬物が移行し、低出生体重児、新生児に高ビリルビン血症を起こすことがある。
その他以下の記載など、電子添文1) をご確認くださいますようお願いいたします。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.3 低出生体重児、新生児[9.7参照] |
また、インタビューフォーム2) の「Ⅶ.薬物動態に関する項目」には以下の記載があります。
Ⅶ.薬物動態に関する項目
4.分布
(3)乳汁への移行性
<外国人のデータ>
バクトラミン配合錠2錠(トリメトプリム:160mg、スルファメトキサゾール:800mg)を5日以上連続経口投与した時の平均乳汁中濃度
トリメトプリム:1.96μg/mL
スルファメトキサゾール:4.45μg/mL
参考資料
1) バクトラミン配合錠・配合顆粒 電子添文 2024年7月改訂(第3版)
2) バクトラミン配合錠・配合顆粒 インタビューフォーム 2018年10月改訂(第18版)
製品のご使用にあたっては、最新の電子添文をご確認くださいますようお願いいたします。
電子添文1) の「9. 特定の背景を有する患者に関する注意」の記載(抜粋)は以下のとおりです。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.7 小児等
低出生体重児、新生児には投与しないこと。高ビリルビン血症を起こすことがある。[2.3参照]
電子添文1) の[2.3]の記載は以下のとおりです。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.3 低出生体重児、新生児[9.7参照] |
その他以下の記載など、電子添文1) をご確認くださいますようお願いいたします。
6. 用法及び用量(抜粋)
〈ニューモシスチス肺炎の治療及び発症抑制〉
(1) 治療に用いる場合
通常、小児にはトリメトプリムとして1日量15~20mg/kgを3~4回に分割し、経口投与する。
ただし、年齢、症状に応じて適宜増減する。
(2) 発症抑制に用いる場合
通常、小児にはトリメトプリムとして1日量4~8mg/kgを2回に分割し、連日又は週3日経口投与する。
7. 用法及び用量に関連する注意
7.2 小児の用法・用量については、国内外の各種ガイドライン等、最新の情報を参考にして投与すること。
参考資料
1) バクトラミン配合錠・配合顆粒 電子添文 2024年7月改訂(第3版)
製品のご使用にあたっては、最新の電子添文をご確認くださいますようお願いいたします。
電子添文1) の「9. 特定の背景を有する患者に関する注意」の記載(抜粋)は以下のとおりです。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.8 高齢者
用量に留意するなど慎重に投与すること。本剤は主として腎臓から排泄されるが、高齢者では腎機能が低下していることが多いため、高い血中濃度が持続するおそれがある。
その他以下の記載など、電子添文1) をご確認くださいますようお願いいたします。
9.2 腎機能障害患者
減量等を考慮すること。血中濃度が持続する。[7.1、16.6.1参照]
7. 用法及び用量に関連する注意
〈効能共通〉
7.1 腎障害のある患者には、下表を目安に投与量を調節し、慎重に投与すること。[9.2参照]
Ccrを指標とした用量調節の目安

16. 薬物動態
16.6 特定の背景を有する患者
16.6.1 腎障害患者
(1)クレアチニン・クリアランスが4mL/分以下の尿毒症患者4例にバクトラミン配合錠2錠(トリメトプリム:160mg、スルファメトキサゾール:800mg)を経口投与したときトリメトプリムとスルファメトキサゾールの平均血清中半減期は非透析時には各々22.8時間、28.4時間であり、透析時には各々9.4時間、11.1時間であった。(外国人データ)[9.2参照]
(2)血液透析患者16例にバクトラミン注2アンプル(トリメトプリム:160mg、スルファメトキサゾール:800mg)を45分間かけて点滴静注したところ、いずれの成分も血液透析により排泄が促進された(半減期トリメトプリム:6.0時間、スルファメトキサゾール:3.1時間)。また、血液透析中に、トリメトプリムは投与量の44%、スルファメトキサゾールは投与量の57%が排泄された。(外国人データ)[9.2参照]
(3)腹膜透析患者10例にバクトラミン注4アンプル(トリメトプリム:320mg、スルファメトキサゾール:1,600mg)を30分間かけて点滴静注したところ、トリメトプリムの半減期の延長が認められた(半減期トリメトプリム:28.6時間、スルファメトキサゾール:13.0時間)。また、腹膜透析中に、トリメトプリムは投与量の3%未満、スルファメトキサゾールは投与量の6%未満が排泄されたに過ぎなかった。(外国人データ)[9.2、13.2参照]
16. 薬物動態
16.5 排泄
健康成人男子6例にバクトラミン配合錠2錠(トリメトプリム:160mg、スルファメトキサゾール:800mg)を経口投与したときの尿中濃度は内服後3~6時間でトリメトプリム約150μg/mL、スルファメトキサゾール約300μg/mL、9~12時間では、それぞれ約100μg/mL、約200μg/mLであった。
また、内服後48時間の尿中排泄率はトリメトプリム約80%、スルファメトキサゾール約85%であった。
また、インタビューフォーム2) の「Ⅶ.薬物動態に関する項目」には以下の記載があります。
6.排泄
(1)排泄部位及び経路
腎臓(糸球体濾過+尿細管分泌)
参考資料
1) バクトラミン配合錠・配合顆粒 電子添文 2024年7月改訂(第3版)
2) バクトラミン配合錠・配合顆粒 インタビューフォーム 2018年10月改訂(第18版)
製品のご使用にあたっては、最新の電子添文をご確認くださいますようお願いいたします。
患者向医薬品ガイド