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リボトリール細粒0.1%

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注意事項

「くすりのしおり」は、くすりの適正使用協議会提案のフォーマットに基づき、患者さまへの服薬指導時に参考としていただくために作成しておりますが、添付文書に記載されている全ての情報を網羅している訳ではありません。つきましては、最新の添付文書などをご確認いただき、患者さま個々の病態に合わせて加筆・修正の上、ご使用下さいますようお願い申し上げます。

FAQ

よくある質問

急性閉塞隅角緑内障の患者への投与について

電子添文1)の「2. 禁忌」の記載(抜粋)は以下のとおりです。
 

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
2.2
急性閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。]


参考資料
1) リボトリール錠・細粒 電子添文 2023年3月改訂(第1版)

製品のご使用にあたっては、最新の電子添文をご確認くださいますようお願いいたします。

重症筋無力症の患者への投与について

電子添文1)の「2. 禁忌」の記載(抜粋)は以下のとおりです。
 

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
2.3
重症筋無力症の患者[症状を悪化させるおそれがある。]


参考資料
1) リボトリール錠・細粒 電子添文 2023年3月改訂(第1版)

製品のご使用にあたっては、最新の電子添文をご確認くださいますようお願いいたします。

心障害のある患者への投与について

電子添文1)の「9. 特定の背景を有する患者に関する注意」の記載(抜粋)は以下のとおりです。


9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 心障害のある患者

症状が悪化するおそれがある。


参考資料
1) リボトリール錠・細粒 電子添文 2023年3月改訂(第1版)


製品のご使用にあたっては、最新の電子添文をご確認くださいますようお願いいたします。

脳に器質的障害のある患者への投与について

電子添文1)の「9. 特定の背景を有する患者に関する注意」の記載(抜粋)は以下のとおりです。


9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.2 脳に器質的障害のある患者

作用が強くあらわれるおそれがある。


参考資料
1) リボトリール錠・細粒 電子添文 2023年3月改訂(第1版)

製品のご使用にあたっては、最新の電子添文をご確認くださいますようお願いいたします。

呼吸機能の低下している患者への投与について

電子添文1)の「9. 特定の背景を有する患者に関する注意」の記載(抜粋)は以下のとおりです。


9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.3 呼吸機能の低下している患者

症状が悪化するおそれがある。[11.1.2参照]


電子添文1)の[11.1.2]の記載は以下のとおりです。


11. 副作用
11.1 重大な副作用
11.1.2 呼吸抑制
(0.1%未満)、睡眠中の多呼吸発作(0.1~5%未満)
投与を中止する場合には徐々に減量するなど慎重に行うこと。[8.3、9.1.3参照]


その他以下の記載など、電子添文1)をご確認くだいますようお願いいたします。


8. 重要な基本的注意
8.3
混合発作(2種類以上の発作型をもつ)のある患者に本剤を投与すると、強直間代発作の誘発や回数を増加することが、また、特にLennox症候群の患者に本剤を投与するとinduced microseizures(睡眠中の多呼吸発作等)を誘発することがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には適切な処置を行うこと。[11.1.2参照]


参考資料
1) リボトリール錠・細粒 電子添文 2023年3月改訂(第1版)


製品のご使用にあたっては、最新の電子添文をご確認くださいますようお願いいたします。

衰弱患者への投与について

電子添文1)の「9. 特定の背景を有する患者に関する注意」の記載(抜粋)は以下のとおりです。


9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.4 衰弱患者

副作用があらわれやすい。


参考資料
1) リボトリール錠・細粒 電子添文 2023年3月改訂(第1版)


製品のご使用にあたっては、最新の電子添文をご確認くださいますようお願いいたします。

腎機能障害患者、透析患者への投与について

電子添文1)の「9. 特定の背景を有する患者に関する注意」の記載(抜粋)は以下のとおりです。


9.2 腎機能障害患者
排泄が遅延するおそれがある。[8.6参照]


電子添文1)の[8.6]の記載は以下のとおりです。


8. 重要な基本的注意
8.6
連用中は定期的に肝・腎機能、血液検査を行うことが望ましい。[9.2、9.3、11.1.4参照]


その他以下の記載など、電子添文1)をご確認くだいますようお願いいたします。


16. 薬物動態
16.3 分布
16.3.1 蛋白結合率

ヒト血清蛋白との結合率は約95%であった(in vitro、限外濾過法)。
16.5 排泄
14C-クロナゼパムを単回経口投与後4日までに尿中に40~60%が、糞中には10~30%が排泄された(外国人データ)。


また、インタビューフォーム2)の「Ⅶ.薬物動態に関する項目」には以下の記載があります。


8.透析等による除去率
該当資料なし


参考資料
1) リボトリール錠・細粒 電子添文 2023年3月改訂(第1版)
2) リボトリール錠・細粒 インタビューフォーム 2023年9月改訂(第7版)


製品のご使用にあたっては、最新の電子添文をご確認くださいますようお願いいたします。

肝機障害患者への投与について

電子添文1)の「9. 特定の背景を有する患者に関する注意」の記載(抜粋)は以下のとおりです。


9.3 肝機能障害患者
排泄が遅延するおそれがある。[8.6参照]


電子添文1)の[8.6]の記載は以下のとおりです。


8. 重要な基本的注意
8.6
連用中は定期的に肝・腎機能、血液検査を行うことが望ましい。[9.2、9.3、11.1.4参照]


その他以下の記載など、電子添文1)をご確認くだいますようお願いいたします。


11. 副作用
11.1 重大な副作用
11.1.4 肝機能障害、黄疸
(いずれも頻度不明)
AST、ALT、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。[8.6参照]


また、インタビューフォーム2)の「Ⅶ.薬物動態に関する項目」には以下の記載があります。


5.代謝
(2)代謝に関与する酵素(CYP450 等)の分子種

クロナゼパムの代謝にはチトクローム P-450 が関与しているが、分子種は特定されていない。
(3)初回通過効果の有無及びその割合
該当資料なし


参考資料
1) リボトリール錠・細粒 電子添文 2023年3月改訂(第1版)
2) リボトリール錠・細粒 インタビューフォーム 2023年9月改訂(第7版)


製品のご使用にあたっては、最新の電子添文をご確認くださいますようお願いいたします。

妊婦への投与について

電子添文1)の「9. 特定の背景を有する患者に関する注意」の記載(抜粋)は以下のとおりです。


9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性(母体のてんかん発作頻発を防ぎ、胎児を低酸素状態から守る)が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.5.1 妊娠中に他のベンゾジアゼピン系薬剤(ジアゼパム、クロルジアゼポキシド等)を服用していた患者が出産した新生児において、口唇裂、口蓋裂等が対照群と比較して有意に多いとの疫学的調査が報告されている。
9.5.2 ベンゾジアゼピン系薬剤で新生児に哺乳困難、嘔吐、活動低下、筋緊張低下、過緊張、嗜眠、傾眠、呼吸抑制・無呼吸、チアノーゼ、易刺激性、神経過敏、振戦、低体温、頻脈等を起こすことが報告されている。なお、これらの症状は、離脱症状あるいは新生児仮死として報告される場合もある。また、ベンゾジアゼピン系薬剤で新生児に黄疸の増強を起こすことが報告されている。
9.5.3 分娩前に連用した場合、出産後新生児に離脱症状があらわれることが、ベンゾジアゼピン系薬剤で報告されている。


また、インタビューフォーム2) の「Ⅶ.薬物動態に関する項目」には以下の記載があります。


Ⅶ.薬物動態に関する項目
4.分布
(2)血液-胎盤関門通過性

<参考:ラット>
14C-クロナゼパムの妊娠ラットへの経口投与で胎仔への移行が認められた。


参考資料
1) リボトリール錠・細粒 電子添文 2023年3月改訂(第1版)
2) リボトリール錠・細粒 インタビューフォーム 2023年9月改訂(第7版)


製品のご使用にあたっては、最新の電子添文をご確認くださいますようお願いいたします。

授乳婦への投与について

電子添文1)の「9. 特定の背景を有する患者に関する注意」の記載(抜粋)は以下のとおりです。


9.6 授乳婦
授乳を避けさせること。
9.6.1 ヒト母乳中に移行し、新生児において無呼吸を起こすことがあり、また、黄疸を増強するおそれがある。
9.6.2 他のベンゾジアゼピン系薬剤(ジアゼパム)でヒト母乳中に移行し、新生児に嗜眠、体重減少等を起こすことが報告されている。


また、インタビューフォーム2) の「Ⅶ.薬物動態に関する項目」には以下の記載があります。


Ⅶ.薬物動態に関する項目
4.分布
(3)乳汁への移行性

<外国人における成績>
乳汁中への移行が認められた。


参考資料
1) リボトリール錠・細粒 電子添文 2023年3月改訂(第1版)
2) リボトリール錠・細粒 インタビューフォーム 2023年9月改訂(第7版)


製品のご使用にあたっては、最新の電子添文をご確認くださいますようお願いいたします。

小児等への投与について

電子添文1)の「9. 特定の背景を有する患者に関する注意」の記載(抜粋)は以下のとおりです。


9.7 小児等
9.7.1 低出生体重児、新生児

低出生体重児、新生児を対象とした臨床試験は実施していない。
9.7.2 乳児、幼児
喘鳴、ときに唾液増加(流涎等)、嚥下障害を起こすことがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


その他以下の記載など、電子添文1)をご確認くだいますようお願いいたします。


6. 用法及び用量
通常 成人、小児は、初回量クロナゼパムとして、1日0.5~1mgを1~3回に分けて経口投与する。以後、症状に応じて至適効果が得られるまで徐々に増量する。通常、維持量はクロナゼパムとして1日2~6mgを1~3回に分けて経口投与する。
乳、幼児は、初回量クロナゼパムとして、1日体重1kgあたり0.025mgを1~3回に分けて経口投与する。以後、症状に応じて至適効果が得られるまで徐々に増量する。通常、維持量はクロナゼパムとして1日体重1kgあたり0.1mgを1~3回に分けて経口投与する。
なお、年齢、症状に応じて適宜増減する。


9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.6 授乳婦

授乳を避けさせること。
9.6.1 ヒト母乳中に移行し、新生児において無呼吸を起こすことがあり、また、黄疸を増強するおそれがある。
9.6.2 他のベンゾジアゼピン系薬剤(ジアゼパム)でヒト母乳中に移行し、新生児に嗜眠、体重減少等を起こすことが報告されている。


参考資料
1) リボトリール錠・細粒 電子添文 2023年3月改訂(第1版)


製品のご使用にあたっては、最新の電子添文をご確認くださいますようお願いいたします。

高齢者への投与について

電子添文1)の「9. 特定の背景を有する患者に関する注意」の記載(抜粋)は以下のとおりです。


9.8 高齢者
少量から投与を開始するなど患者の状態を観察しながら、慎重に投与すること。運動失調等の副作用があらわれやすい。


参考資料
1) リボトリール錠・細粒 電子添文 2023年3月改訂(第1版)


製品のご使用にあたっては、最新の電子添文をご確認くださいますようお願いいたします。

Materials

患者さま指導資料

患者向医薬品ガイド