

各種関連資料
注意事項
「くすりのしおり」は、くすりの適正使用協議会提案のフォーマットに基づき、患者さまへの服薬指導時に参考としていただくために作成しておりますが、添付文書に記載されている全ての情報を網羅している訳ではありません。つきましては、最新の添付文書などをご確認いただき、患者さま個々の病態に合わせて加筆・修正の上、ご使用下さいますようお願い申し上げます。
電子添文1)の「9. 特定の背景を有する患者に関する注意」の記載(抜粋)は以下のとおりです。
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 心疾患(心筋梗塞、弁膜症、心筋症等)を有する患者や電解質異常(低カリウム血症等)のある患者等
徐脈、心ブロック、QT延長等があらわれることがあるので、重篤な不整脈に移行しないよう観察を十分に行うこと。[11.1.1参照]
電子添文1)[11.1.1]の記載は以下のとおりです。
11. 副作用
11.1 重大な副作用
11.1.1 失神(0.1%)、徐脈(1.1%)、心ブロック(1.3%)、QT延長(0.9%)[9.1.1、9.1.2参照]
また、インタビューフォーム2)の「Ⅷ.安全性(使用上の注意等)に関する項目」には以下の記載があります。
(解説)
9.1.1 本剤のコリン作動性作用により、迷走神経が刺激され、徐脈、不整脈等が発現する可能性がある。特に、心疾患や電解質異常のある患者では、重篤な不整脈を起こす可能性があるため、慎重に投与すること。(「重大な副作用と初期症状」の項を参照)
(解説)
11.1.1 国内臨床試験において、失神、徐脈、心ブロック、QT 延長が報告されている。本剤の迷走神経刺激作用による徐脈、不整脈等の発現に十分注意すること。「特定の背景を有する患者に関する注意」の項を参照)
失神:国内二重盲検比較試験(GAL-JPN-3 試験及び GAL-JPN-5 試験)において、失神の有害事象が、プラセボ群 0.3%(1/333例)、24mg/日投与群 0.3%(1/320例)認められた。また、意識消失の有害事象が、プラセボ群 0.3%(1/333例)、16mg/日投与群 0.6%(2/324例)認められた。これらの事象は、用量が高くなるほど発現頻度が高くなるという明らかな傾向は認められなかった。また、高度の事象は認められなかった。投与中止に至った失神は、プラセボ群1例であり、投与中止に至った意識消失はなかった。
徐脈:国内二重盲検比較試験(GAL-JPN-3 試験及び GAL-JPN-5 試験)において、徐脈の有害事象が、プラセボ群 0.6%(2/333例)、16mg/日投与群 0.9%(3/324例)、24mg/日投与群 1.6%(5/320例)認められた。用量の高い群ほど発現頻度が高く、また、高度の事象は認められなかった。投与中止に至った徐脈は、16mg/日投与群 0.3%(1/324例)、24mg/日投与群 0.3%(1/320例)であった。
参考資料
1) レミニール錠・OD錠・内用液 電子添文 2024年4月改訂(第3版 承継に伴う改訂)
2) レミニール錠・OD錠・内用液 インタビューフォーム 2024年4月改訂(第12版)
製品のご使用にあたっては、最新の電子添文をご確認くださいますようお願いいたします。
電子添文1)の「9. 特定の背景を有する患者に関する注意」の記載(抜粋)は以下のとおりです。
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.2 洞不全症候群、心房内及び房室接合部伝導障害等の心疾患のある患者
迷走神経刺激作用により徐脈あるいは不整脈を起こす可能性がある。[11.1.1参照]
電子添文1)[11.1.1]の記載は以下のとおりです。
11. 副作用
11.1 重大な副作用
11.1.1 失神(0.1%)、徐脈(1.1%)、心ブロック(1.3%)、QT延長(0.9%)[9.1.1、9.1.2参照]
また、インタビューフォーム2)の「Ⅷ.安全性(使用上の注意等)に関する項目」には以下の記載があります。
(解説)
9.1.2 本剤がコリン作動性作用を有することから、コリン作動性作用により症状が誘発又は悪化することが考えられる疾患や患者の状態について注意喚起している。
コリン作動性神経の刺激に伴い、以下の作用が認められる。
心 臓:拍動数の減少、収縮力減少
消化管:消化管運動促進、胃酸分泌促進
膀 胱:収縮
呼吸器:肺・気管支平滑筋の収縮、気管支分泌亢進
その他:痙攣発作の誘発、ドパミン作動性神経系とコリン作動性神経系の不均衡による錐体外路症状の悪化
(解説)
11.1.1 国内臨床試験において、失神、徐脈、心ブロック、QT 延長が報告されている。本剤の迷走神経刺激作用による徐脈、不整脈等の発現に十分注意すること。「特定の背景を有する患者に関する注意」の項を参照)
失神:国内二重盲検比較試験(GAL-JPN-3 試験及び GAL-JPN-5 試験)において、失神の有害事象が、プラセボ群 0.3%(1/333例)、24mg/日投与群 0.3%(1/320例)認められた。また、意識消失の有害事象が、プラセボ群 0.3%(1/333例)、16mg/日投与群 0.6%(2/324例)認められた。これらの事象は、用量が高くなるほど発現頻度が高くなるという明らかな傾向は認められなかった。また、高度の事象は認められなかった。投与中止に至った失神は、プラセボ群 1 例であり、投与中止に至った意識消失はなかった。
徐脈:国内二重盲検比較試験(GAL-JPN-3 試験及び GAL-JPN-5 試験)において、徐脈の有害事象が、プラセボ群 0.6%(2/333例)、16mg/日投与群 0.9%(3/324例)、24mg/日投与群 1.6%(5/320例)認められた。用量の高い群ほど発現頻度が高く、また、高度の事象は認められなかった。投与中止に至った徐脈は、16mg/日投与群 0.3%(1/324例)、24mg/日投与群 0.3%(1/320例)であった。
参考資料
1) レミニール錠・OD錠・内用液 電子添文 2024年4月改訂(第3版 承継に伴う改訂)
2) レミニール錠・OD錠・内用液 インタビューフォーム 2024年4月改訂(第12版)
製品のご使用にあたっては、最新の電子添文をご確認くださいますようお願いいたします。
電子添文1)の「9. 特定の背景を有する患者に関する注意」の記載(抜粋)は以下のとおりです。
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.3 消化性潰瘍の既往歴のある患者、消化管閉塞のある患者又は消化管手術直後の患者
胃酸分泌の促進及び消化管運動の促進により症状が悪化する可能性がある。[10.2参照]
電子添文1)[10.2]の記載(抜粋)は以下のとおりです。
10. 相互作用
本剤は主としてCYP2D6及びCYP3A4により代謝される。
10.2 併用注意(併用に注意すること)
薬剤名等:非ステロイド性消炎鎮痛剤[9.1.3参照]
臨床症状・措置方法:本剤とこれらの薬剤の併用により消化器症状を悪化させる可能性がある。
機序・危険因子:本剤のコリン作動性作用による胃酸分泌の促進及び消化管運動の促進が、これらの薬剤による消化器症状を悪化させる可能性がある。
また、インタビューフォーム2)の「Ⅷ.安全性(使用上の注意等)に関する項目」には以下の記載があります。
(解説)
9.1.3 本剤がコリン作動性作用を有することから、コリン作動性作用により症状が誘発又は悪化することが考えられる疾患や患者の状態について注意喚起している。
コリン作動性神経の刺激に伴い、以下の作用が認められる。
心 臓:拍動数の減少、収縮力減少
消化管:消化管運動促進、胃酸分泌促進
膀 胱:収縮
呼吸器:肺・気管支平滑筋の収縮、気管支分泌亢進
その他:痙攣発作の誘発、ドパミン作動性神経系とコリン作動性神経系の不均衡による錐体外路症状の悪化
参考資料
1) レミニール錠・OD錠・内用液 電子添文 2024年4月改訂(第3版 承継に伴う改訂)
2) レミニール錠・OD錠・内用液 インタビューフォーム 2024年4月改訂(第12版)
製品のご使用にあたっては、最新の電子添文をご確認くださいますようお願いいたします。
電子添文1)の「9. 特定の背景を有する患者に関する注意」の記載(抜粋)は以下のとおりです。
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.4 下部尿路閉塞のある患者、又は膀胱手術直後の患者
症状が悪化する可能性がある。
また、インタビューフォーム2)の「Ⅷ.安全性(使用上の注意等)に関する項目」には以下の記載があります。
(解説)
9.1.4 本剤がコリン作動性作用を有することから、コリン作動性作用により症状が誘発又は悪化することが考えられる疾患や患者の状態について注意喚起している。
コリン作動性神経の刺激に伴い、以下の作用が認められる。
心 臓:拍動数の減少、収縮力減少
消化管:消化管運動促進、胃酸分泌促進
膀 胱:収縮
呼吸器:肺・気管支平滑筋の収縮、気管支分泌亢進
その他:痙攣発作の誘発、ドパミン作動性神経系とコリン作動性神経系の不均衡による錐体外路症状の悪化
参考資料
1) レミニール錠・OD錠・内用液 電子添文 2024年4月改訂(第3版 承継に伴う改訂)
2) レミニール錠・OD錠・内用液 インタビューフォーム 2024年4月改訂(第12版)
製品のご使用にあたっては、最新の電子添文をご確認くださいますようお願いいたします。
電子添文1)の「9. 特定の背景を有する患者に関する注意」の記載(抜粋)は以下のとおりです。
9.1.5 てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者
痙攣発作を誘発する可能性がある。また、アルツハイマー型認知症に伴い、痙攣発作がみられることがある。
また、インタビューフォーム2)の「Ⅷ.安全性(使用上の注意等)に関する項目」には以下の記載があります。
(解説)
9.1.5 本剤がコリン作動性作用を有することから、コリン作動性作用により症状が誘発又は悪化することが考えられる疾患や患者の状態について注意喚起している。
コリン作動性神経の刺激に伴い、以下の作用が認められる。
心 臓:拍動数の減少、収縮力減少
消化管:消化管運動促進、胃酸分泌促進
膀 胱:収縮
呼吸器:肺・気管支平滑筋の収縮、気管支分泌亢進
その他:痙攣発作の誘発、ドパミン作動性神経系とコリン作動性神経系の不均衡による錐体外路症状の悪化
参考資料
1) レミニール錠・OD錠・内用液 電子添文 2024年4月改訂(第3版 承継に伴う改訂)
2) レミニール錠・OD錠・内用液 インタビューフォーム 2024年4月改訂(第12版)
製品のご使用にあたっては、最新の電子添文をご確認くださいますようお願いいたします。
電子添文1)の「9. 特定の背景を有する患者に関する注意」の記載(抜粋)は以下のとおりです。
9.1.6 気管支喘息又は閉塞性肺疾患の既往歴のある患者
気管支平滑筋の収縮及び気管支粘液分泌の亢進により症状が悪化する可能性がある。
また、インタビューフォーム2)の「Ⅷ.安全性(使用上の注意等)に関する項目」には以下の記載があります。
(解説)
9.1.6 本剤がコリン作動性作用を有することから、コリン作動性作用により症状が誘発又は悪化することが考えられる疾患や患者の状態について注意喚起している。
コリン作動性神経の刺激に伴い、以下の作用が認められる。
心 臓:拍動数の減少、収縮力減少
消化管:消化管運動促進、胃酸分泌促進
膀 胱:収縮
呼吸器:肺・気管支平滑筋の収縮、気管支分泌亢進
その他:痙攣発作の誘発、ドパミン作動性神経系とコリン作動性神経系の不均衡による錐体外路症状の悪化
参考資料
1) レミニール錠・OD錠・内用液 電子添文 2024年4月改訂(第3版 承継に伴う改訂)
2) レミニール錠・OD錠・内用液 インタビューフォーム 2024年4月改訂(第12版)
製品のご使用にあたっては、最新の電子添文をご確認くださいますようお願いいたします。
電子添文1)の「9. 特定の背景を有する患者に関する注意」の記載(抜粋)は以下のとおりです。
9.1.7 錐体外路障害(パーキンソン病、パーキンソン症候群等)のある患者
線条体のコリン系神経を亢進することにより、症状を誘発又は増悪する可能性がある。
また、インタビューフォーム2)の「Ⅷ.安全性(使用上の注意等)に関する項目」には以下の記載があります。
(解説)
9.1.7 本剤がコリン作動性作用を有することから、コリン作動性作用により症状が誘発又は悪化することが考えられる疾患や患者の状態について注意喚起している。
コリン作動性神経の刺激に伴い、以下の作用が認められる。
心 臓:拍動数の減少、収縮力減少
消化管:消化管運動促進、胃酸分泌促進
膀 胱:収縮
呼吸器:肺・気管支平滑筋の収縮、気管支分泌亢進
その他:痙攣発作の誘発、ドパミン作動性神経系とコリン作動性神経系の不均衡による錐体外路症状の悪化
参考資料
1) レミニール錠・OD錠・内用液 電子添文 2024年4月改訂(第3版 承継に伴う改訂)
2) レミニール錠・OD錠・内用液 インタビューフォーム 2024年4月改訂(第12版)
製品のご使用にあたっては、最新の電子添文をご確認くださいますようお願いいたします。
電子添文1)の「9. 特定の背景を有する患者に関する注意」の記載(抜粋)は以下のとおりです。
9.2 腎機能障害患者
本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。[16.6.3参照]
9.2.1 重度の腎障害患者(クレアチニンクリアランス9mL/分未満)
投与経験がなく、安全性が確立していないため、治療上やむを得ないと判断される場合を除き、使用は避けること。
電子添文1)[16.6.3]の記載は以下のとおりです。
16. 薬物動態
16.6 特定の背景を有する患者
16.6.3 腎機能障害による影響
中等度及び重度の腎機能障害被験者に8mg錠を単回経口投与したとき、腎機能の低下に伴い、正常腎機能被験者と比較してAUC∞の増加、t1/2の延長、CLRの低下及び尿中排泄率の減少が認められた。なお、tmax及びCmaxに差は認められなかった(外国人データ)。[9.2参照]
正常腎機能被験者及び種々の程度の腎機能障害被験者に8mg錠を単回経口投与したときの血漿中未変化体の薬物動態パラメータ[平均値±S.D.]

注1)クレアチニンクリアランスを腎機能の指標とした正常腎機能被験者[70mL/分/1.73m2以上]、並びに中等度[30~60mL/分/1.73m2]及び重度[5~29mL/分/1.73m2]の腎機能障害被験者
注2)中央値(範囲)
注3)正常腎機能被験者と有意差あり(p<0.01)
注4)正常腎機能被験者と有意差あり(p<0.001)
また、インタビューフォーム2)の「Ⅶ.薬物動態に関する項目」には以下の記載があります。
5.分布
(6)血漿蛋白結合率(in vitro、海外データ)
健康成人男性5例から採取した血漿を用い、平衡透析法で測定した血漿蛋白結合率は17.8%であった。
7.排泄
(1)排泄部位及び経路
尿中及び糞中(主に尿中に排泄される)
(2)排泄率(海外データ)
日本人健康成人12例を対象にレミニール4mg又は8mg錠を空腹時単回経口投与したとき、投与後24時間までの未変化体の累積尿中排泄率は13.3~15.1%であった。
外国人健康成人男性4例に3H-ガランタミン4mg内用液を空腹時単回経口投与したとき、放射能の主排泄経路は尿中であり、投与後168時間までに投与量の93.4%が尿中に、3.8%が糞便中に排泄された。
9.透析等による除去率
該当資料なし
参考資料
1) レミニール錠・OD錠・内用液 電子添文 2024年4月改訂(第3版 承継に伴う改訂)
2) レミニール錠・OD錠・内用液 インタビューフォーム 2024年4月改訂(第12版)
製品のご使用にあたっては、最新の電子添文をご確認くださいますようお願いいたします。
電子添文1)の「7. 用法及び用量に関連する注意」および「9. 特定の背景を有する患者に関する注意」の記載(抜粋)は以下のとおりです。
7. 用法及び用量に関連する注意
7.2
中等度の肝障害患者(Child-Pugh分類を肝機能の指標とした中等度(B)の肝障害患者)では、4mgを1日1回から開始し少なくとも1週間投与した後、1日8mg(4mgを1日2回)を4週間以上投与し、増量する。ただし、1日16mgを超えないこと。[9.3、16.6.2参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.3 肝機能障害患者
本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。[7.2、16.6.2参照]
9.3.1 重度の肝障害患者(Child-Pugh分類を肝機能の指標とした重度(C)の肝障害患者)
投与経験がなく、安全性が確立していないため、治療上やむを得ないと判断される場合を除き、使用は避けること。
電子添文1)[16.6.2]の記載は以下のとおりです。
16. 薬物動態
16.6 特定の背景を有する患者
16.6.2 肝機能障害による影響
中等度の肝機能障害被験者に4mg錠を単回経口投与したとき、正常肝機能被験者及び軽度肝機能障害被験者と比較してCL/Fの低下(約23%)及びt1/2の延長(約30%)が認められた。なお、母集団薬物動態解析の結果、肝障害のある患者での用量調節の必要性が示唆された(外国人データ)。[7.2、9.3参照]
正常肝機能被験者及び種々の程度の肝機能障害被験者に4mg錠を単回経口投与したときの血漿中未変化体の薬物動態パラメータ[平均値±S.D.]

注1)Child-Pugh分類を肝機能の指標とした軽度(A)、中等度(B)及び重度(C)の肝機能障害被験者
注2)中央値(範囲)
注3)正常肝機能被験者と比較したときのp値:AUC∞:p=0.051、t1/2:p=0.003、CL/F:p=0.061
また、インタビューフォーム2)の「Ⅶ.薬物動態に関する項目」には以下の記載があります。
6.代謝
(2)代謝に関与する酵素(CYP等)の分子種、寄与率
複数の CYP 分子種が関与する代謝経路が存在するが、主として CYP2D6(O-脱メチル化及び N-脱メチル化反応)及び CYP3A4(N-酸化反応)が関与していることが示された。
(3)初回通過効果の有無及びその割合
該当資料なし
参考資料
1) レミニール錠・OD錠・内用液 電子添文 2024年4月改訂(第3版 承継に伴う改訂)
2) レミニール錠・OD錠・内用液 インタビューフォーム 2024年4月改訂(第12版)
製品のご使用にあたっては、最新の電子添文をご確認くださいますようお願いいたします。
電子添文1)の「9. 特定の背景を有する患者に関する注意」の記載(抜粋)は以下のとおりです。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
また、インタビューフォーム2) の「Ⅶ.薬物動態に関する項目」には以下の記載があります。
Ⅶ.薬物動態に関する項目
5.分布
(2)血液-胎盤関門通過性
該当資料なし
<参考:ラット>
妊娠18日の雌性Wistarラットに3H-ガランタミンを2.5mg/kgの用量で単回経口投与したとき、胎児は母体血液と同様の放射能濃度推移を示したことから、ガランタミン由来化合物は胎児に移行するものの、胎児に蓄積する可能性は低いことが示された。
参考資料
1) レミニール錠・OD錠・内用液 電子添文 2024年4月改訂(第3版 承継に伴う改訂)
2) レミニール錠・OD錠・内用液 インタビューフォーム 2024年4月改訂(第12版)
製品のご使用にあたっては、最新の電子添文をご確認くださいますようお願いいたします。
電子添文1)の「9. 特定の背景を有する患者に関する注意」の記載(抜粋)は以下のとおりです。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。ヒトにおける乳汁への移行は不明であるが、動物実験(ラット)で乳腺への移行が認められている。
また、インタビューフォーム2)の「Ⅶ.薬物動態に関する項目」には以下の記載があります。
Ⅶ.薬物動態に関する項目
5.分布
(3)乳汁への移行性
該当資料なし
<参考:ラット>
乳腺への移行が認められている。
参考資料
1) レミニール錠・OD錠・内用液 電子添文 2024年4月改訂(第3版 承継に伴う改訂)
2) レミニール錠・OD錠・内用液 インタビューフォーム 2024年4月改訂(第12版)
製品のご使用にあたっては、最新の電子添文をご確認くださいますようお願いいたします。
電子添文1)の「9. 特定の背景を有する患者に関する注意」の記載(抜粋)は以下のとおりです。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
参考資料
1) レミニール錠・OD錠・内用液 電子添文 2024年4月改訂(第3版 承継に伴う改訂)
2) レミニール錠・OD錠・内用液 インタビューフォーム 2024年4月改訂(第12版)
製品のご使用にあたっては、最新の電子添文をご確認くださいますようお願いいたします。
患者向医薬品ガイド
[ 更新 2024.04.01]
認知症の症状のポイントとケア(中核症状/行動・心理症状)
日常生活サポートガイド